岐阜県羽島市の公立歴史・映画資料館
本館は歴史民俗資料館と
映画資料館が併設され、
平成8年2月23日にオープンしました。
特に全国的にめずらしく、
大型映写機や新旧の映画ポスターを
多数所蔵しています。
本館では、毎月第2土曜日に、一日2回、映画を上映しております。映写機のカタカタという音を聞きながら、昔懐かしい映画をご覧になれます。毎年、12月、1月に来館された皆さんにアンケートをとり、リクエストが多かった作品を中心に12作映画を選定しております。




企画展『昔のくらしと道具展~昭和時代をふり返って~』のお知らせ
昭和時代(1926年12月25日~1989年1月7日)は、日本の歴史の中でも最も長い年号であります。2025年に昭和100年を迎え、今回の企画展は64年間にわたる昭和時代をふり返ります。
戦争へと突き進み、焦土と化した昭和初期、敗戦からわずか数年で復興がなされた昭和20年代。高度経済成長期、技術の進歩によって家庭にも家電や自動が広がった昭和30年代。オイルショックにより成長期が終焉を迎える40年代。安定成長期に入りバブル経済が始まった50年代、60年代。昭和の時代を10年代ごとに、その時代の出来事や生活を写真や民俗資料を使って展示しました。
今回の企画展では特に昭和の時代の喫茶店文化について、地元羽島市について調査しました。
羽島市は愛知県一宮市と並び、尾州織物産地の一部で、昭和30年代~50年代にかけて機屋が多数存在しました。当時、時間の合間に一息つける場所として、近所の喫茶店が重宝されました。繊維業問屋や仲買人との商談もよく喫茶店が使われ、情報交換や休憩を行う習慣が定着しました。
また高齢者が日常的に立ち寄れる場として喫茶店のニーズは高く、地域の情報交換の場・交流の場として機能しており、今もなお続いております。
現在では国民の約7割が昭和生まれであり、約3割が平成以降の生まれとなり、昭和を知らない世代も増えてきています。にもかかわらず、昭和をテーマにしたイベントが各地で行われ、昭和文化への関心は高く昭和レトロブームが今もなお、巻き起こっています。現代社会の原点ともなる昭和時代をふり返っていただき、どのように時代が移り変わっていったのかをご覧ください。
最後に、本企画展開催にあたり、資料の提供にご協力をいただきました皆様に厚くお礼申し上げます。
開催期間:令和8年1月10日(土)~3月22日(日)
本館がある羽島市の注目すべき歴史と民俗芸能をご紹介します。竹ヶ鼻城・美濃路などの歴史関係、竹鼻のまつり・代々まつりなど民俗芸能関係。ぜひご覧ください。




| 住 所 | 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町2624-1 |
|---|---|
| T E L | 058-391-2234 |
| F A X | 058-391-7663 |
| 開館時間 | 午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
| 休 館 日 | 毎週月曜日祝日の翌日年末 年始(12月28日~1月4日) |